画力とマネジメント能力

楢諦

人生が上手く行っていない理由。考えられる理由の一つに、自分に対する逆張りがある。


自分を利口者だと思う
自分を魅力的だと思う


ほとんどの間違いは、ここから始まっている。自分を、優れた人と同格と思う。自分は人間関係に恵まれないと思っている。小人は同じて和せず。


よしんば、自分が、本来のあるべき場所に、帰れたとしよう。その時に、必要となるであろう学びを、なぜ、今、しないのか。


ヒトラーは、偉くなる前から、偉くなった時に、自分が困らないように、様々なことに通じていた。迫撃砲の落下地点を、タロットカードによる占いで予知していた、なんていう話もある。とりあえず、運のいい男であったことは、間違いないだろう。あの声も、偶然、手に入れたものであるらしい。もっとも、ヒトラーも最初から、政治家を志していたわけではない。よく知られているように、ヒトラーは画家を目指していた。


写生では、全体を満遍なく見て、バランスを取る必要がある。部分を注視してはいけないのである。
絵が下手な人は、部分を注視する傾向がある。テストの時もそうだが、紙と顔が近すぎる。なんでも、前のめりになってやる。いちいち、姿勢が悪い。こういう人は、大きなことには向いてないのである。視野が狭いから、自分の身の程もわからないのではないだろうか?


歴史の本を読んでも、流れがわからない。それは、細かなことにとらわれて、全体を見ることができてないからである。


どうして、そのような事件が起こったか、ということは書いてない。ただ、起こったことだけが書いてある。素直に、現実の人間とは、創造主によって、そういうことをするように創られているのだ、と思えばいい。常識の方が、間違っているのである。